スローガン~

愛~まごころを君に~


一般社団法人美濃加茂青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を目指し、1971年(昭和46年)11月に全国478番目の青年会議所として設立され、本年度で45年目を迎えます。私達はこれまで培われてきた歴史・風土・経験を継承し、次代に向けて、愛が溢れる「ひとづくり」「まちづくり」を考えていかなければいけません。また、社会を構成する最小単位のグループともいえる家族を愛し、さらに地域を愛することが、私達の使命だと考えます。今年度の美濃加茂青年会議所は『地域愛を創造するひとづくり・まちづくり』と『人を愛する・人から愛される地域のリーダー』を目指して活動して参ります。

 

 

【地域愛を創造するひとづくり・まちづくり】

これまで私達は「ひとづくり」事業をキャリア教育の一環として捉え、地元の中学生を対象に、地域で活躍されている方が中学校で講師を務める、ちいき絆ねっと「学の陣」を開催してきました。近年では各学校で独自に開催される例もあり、美濃加茂青年会議所が展開してきた「ひとづくり」事業が地域の学校教育に浸透しつつあります。本年度は一歩踏み込み、時代のニーズにあった事業へと進化させたいと考えています。人口流出や少子高齢化による人口減少により地域の存続がますます厳しい状況に置かれている今、いかにして地域愛を育むのか。それには、この地域に関わり、この地域に魅力を感じ、この地域に根付いてもらうかが大切ではないかと考えます。そして、地域産業「モノ・サービス」が生まれた背景や想いを、地域で活躍されている方々との交流を通して知って頂き、地域愛を創造していきます。

また「まちづくり」事業として、地域の資源を掘り起こし、地域で育まれてきたあらゆる特産物を「地域資源・地域財産」と捉え、それらを生かした食の新しい文化をちいき絆ねっと『食の陣』で発信してきました。関係各所のご協力により、この地域を代表するイベントとしても認知されるようになりました。地元にゆかりのある様々な食材と、地域で活躍する各店舗の発想との融合から、手間暇かけて創り上げ誕生してきた数々の料理は、地域愛がたっぷり染み込んでいると考えています。本年度も地元の食材を使った新たな料理の提案を通じて、地域愛を創造していきます。

「ひとづくり」「まちづくり」は、地域愛から創造された歴史や文化の積み重ねだと考えます。その歴史や文化は、記憶のバトンとなって地域に受け継がれ、今日まで伝わってきました。しかし、個が尊重されがちな現代社会において、歴史や文化が置き去りにされ、地域への帰属意識が薄れてしまっているのではないかと感じています。そこで本年度は、地域への愛を再認識してもらうための、ちいき絆ねっと事業を開催します。また、地域の方々との交流を通じて、今後の事業としての新たな可能性を模索していきます。

 

【人を愛する・人から愛される地域のリーダー】

私達が安心して青年会議所活動を続けられるのも、家族の支えがあってこそです。身近な家族に対して、誠意を持って日頃の感謝を伝えると同時に、青年会議所の魅力を発信し、それが伝わり理解を得られた時、人を愛する、人から愛される地域のリーダーになるための第一歩を踏み出したと考えます。

人を愛するリーダーとは、集団の中で常に思いやりの心を持ち、率先して行動できる人だと考えます。また、人から愛されるリーダーとは、人の心をつかみ周囲のモチベーションを上げることで、自ずとと周りに仲間が集まる人だと考えます。つまり、人を愛する・人から愛されるリーダーとしての心の成長が、自身を取り巻く仲間の心を引き付け、家族から、会社、そして地域へと、より大きなステージ(組織)でのリーダーシップが発揮できると考えます。

本年度は、家族に感謝を伝え想いを伝播させます。そして、地域で活躍する青年経済人となるため、リーダーとしての心の成長を目指します。

 

【結びに】

年々、会員数が減少し厳しい活動環境となっている今、会員の拡大は重要な青年会議所活動の一つと考えます。昨年、美濃加茂青年会議所は岐阜ブロック協議会の事務局を主管し、気概を持って活動して参りました。その大きな担いを乗り越えたメンバーが数多く残る本年度、自身の成長、仲間の成長、そして会員拡大へと繋げるチャンスと捉え、美濃加茂青年会議所が一丸となり仲間を増やしていきましょう。

青年会議所活動を自分の物とし自信に満ち溢れた行動に繋げるためには、成功体験が必要です。本年度、メンバーひとり一人に与えられた担い(役職・職務)を最後まで全うしてください。本年度の行動指針として次の言葉を贈ります。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たぬ。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」(山本五十六)未来を切り開くのは、あなた自身です。仲間のアドバイスを聞き入れながら判断し、能動的に行動することで道は必ず開かれます。

私が青年会議所に入会して7年、この様な大役を受けられるのも、46年間、美濃加茂青年会議所を支えてくださいました先輩方のおかげです。時には厳しく、時には優しく、様々な事を学ばせて頂いたからにほかなりません。心から感謝申し上げます。今振り返れば、私達は先輩方が築きあげてきた線路の上を走って来ました。それは紛れもない「愛」で出来ています。その想いを受け継ぎ、途絶えることなく、私達自身の力で、明るい未来へと繋がるこの先の線路を描いていきましょう。

 

未来へ、まごころ(愛)を届けましょう。

 

 

一般社団法人 美濃加茂青年会議所

第46代理事長 日下部 卓宏